名古屋の喫茶店チェーン「支留比亜」(シルビアと読ませます)でランチ。
毎週ここでサンドイッチを食べるんだけど、いつも写真撮り忘れる。今日も忘れた…。ここ、かなりおいしいのです。来週こそ紹介します。
夜はブロンコビリーへ。
へえ…ミスジステーキかあ。頼んでみよう。
サラダバー。
そして…ああ、なんてことでしょう。ミスジステーキ撮り忘れた〜!!昼夜連続で…。もうがっかり。
あの、すごくおいしかったです。ステーキなのにナイフを入れるとほとんど抵抗がないくらい柔らかくて、食べると口の中にお肉の味が広がって。ジューシーなお肉ってこういうことか、とびっくりさせられる。
悔しいので、せめてコーヒーゼリーを撮影。
うーん、私よっぽどお腹空いていたのかなあ。
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C −scene2 マゼンタ・ハーレム−
きたがわ翔・著
集英社
きたがわ翔・著
集英社
なぜか、数年前に本棚の整理をしたときに、徹底的に漫画を処分してしまった私。勉強の邪魔になると思ったのか、何か他に理由があったのかわからないけれど、今になって「あの本もないんだ…」とショックを受けることがよくある。
そんな我が家に唯一残った漫画が、この「C」。しかも、確か全10巻くらいあるうち、持っているのは4−6巻だけ。
この「C」というシリーズは、3巻ごとに別のストーリーが描かれているのだけれど、この「マゼンタ・ハーレム」というシリーズだけやたら気に入ってしまって、買ってしまったのだ。
絵はかなり挑戦的だし、モチーフもかなりアングラだけれど、テーマはとても爽やか。思いっきり乱暴に一言でまとめれば、若者の成長物語だ。
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解放とは
何もかも捨てて
見知らぬ地へ
旅立つ事じゃ
なかったんだ
解放とは
何もかも捨てて
見知らぬ地へ
旅立つ事じゃ
なかったんだ
今まで
許せなかったものが
全て許せるようになった
この瞬間
許せなかったものが
全て許せるようになった
この瞬間
解放とは
僕の心の内に
あったんだ!!
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僕の心の内に
あったんだ!!
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今日読み返していて、このシーンちょっと泣けた。
前にも書いたかもしれないけれど、二十歳くらいまでの私は、人の嫌なところをあげつらって責めてばかりの人間だった。
自分のことを棚にあげて、人の欠点を指摘してばかりだった。今思い返しても冷や汗。
思うに、自分に自信がなかったんだろうなあと思う。
人を責めることでしか自分を保てなかったんだろう、と。
(可哀想な子だったと思って、当時迷惑かけた方々も許してくださると嬉しいです…すみません)
と書くと、今は自分に自信があるみたいだけど、全くそんなことはない。
ただ、自分が駄目なことも「仕方ない」と思えるようになったから、人に対しても同じように考えられるようになったのかな、と思う。
また、攻撃しようという目で人を見るのをやめてみたら、周りから優しくしてもらえるようになった、というのも大きい。みんないい人だ、と思えるようになったのかも。
なんにせよ、人に優しくするというのは、自分の中にそれだけのパワーがないとできないことだと思う。自分が揺れているときには、やっぱり人に優しくもできないもの。優しい=強いだよなあ、と思う。
今の自分が人に優しくできているのかは、多分自分では10年経たないと分からないんだろうけど、願わくば、これからも周りの人にいい影響を与えられるように、優しくなれるように、とにかく強くなりたいなあと思っている。
最後にもう一言、うるりと来た言葉を。
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今までの僕は
他人の欠点にばかり
目がいって
今までの僕は
他人の欠点にばかり
目がいって
それが
どうしても
許せなくて
どうしても
許せなくて
悩んだ揚句に
そこから逃げる事ばかり
考えていたんだ
そこから逃げる事ばかり
考えていたんだ
…
これから先
辛い事が多くても
辛い事が多くても
自分の方から
人を愛していけるような
人を愛していけるような
そんな人間に
ならなくては
いけない…
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ならなくては
いけない…
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